思い立ったのはいいのですが、とりの神社ってどこ?!
そんなに遠くには行けないので、滋賀県に見つけた勝鳥神社というところに行くことにしました。
びわこ線ですが、普通しか止まらない稲枝という駅で降りました。ストリートビューではもっと古い駅だったのですが、改築したようで、とてもきれいな駅でした。
しかしねぇ。。。針江に向かうために降りた新旭レベルに田舎でした。右も左も田んぼ。ちゃんと調べて行ってるのでびっくりはしませんが、調べた段階で行くかどうか若干考えましたよ。だって着物だもの。
あ、今回の着物は天気もこんなんなので、ウールの着物に化繊の羽織です。
(祖母着物128番・羽織102番)
写真では2枚歯の下駄をはいていますが、片道2キロほど歩くので、普通の下駄にしました。二枚歯無理。
帯はこの間岐阜へ行ったときのと同じで、カルタ結び。これ楽。帯締めは本当はいらないんだけど、あるとなんとなくほどけないという安心。ほどけることはないんだけどもね。
羽織は適当なのを。。。袖が短いから中身がもたつく。けど、ちょっと行ってもどるだけだからかまわん。
田んぼのまんなかを歩いていたら何やら斜めだけども表示がありました。
塚乞手(つかこいで)周溝遺跡と書いてあります。
10年前の調査で塚乞手古墳の周溝から埴輪と杭の支柱が出土とあり、5世紀前半~6世前半に築かれたものとのこと。
そして、その先には肥田城跡とな。こんな田んぼの真ん中に城っていう気がしませんが、この地方の豪族のお城があり、城下町もあったようです。田んぼが終わって家並みが始まるところに禅寺があり、雰囲気がとても良かったです。ほんのりモミジが色づいていました。
お寺の横にはこんな表示がありました。
猫に優しい町ですね。
交差点まで来たら左へ曲がり、その先の橋を渡って・・・
橋の向こうの集落に入って左へ曲がると
勝鳥神社があります。
この集落の氏神様。他県から訪れるのは酉年ぐらいだそうです。この日はだれもいなかったけどね。もうすぐ酉年も終わりだからかな?
手前に雄鶏雌鶏の狛犬じゃなくて狛鶏?奥には狛犬さんもいます。
なんだか仲睦まじそうでいいですね。
記念に一枚。この日は社務所がお休みだったので近くのフジノ旗商会さんへ買いに行きました。最後の分岐点を反対側へ行ったらすぐです。神社から行ったら、分岐を過ぎてちょっと行ったところ「旗」って書いてるのでわかります。
帰り道、橋を渡るとき。。おや。宇曽川というのですね。きれいな景色でした。
この日は風がきつくてたいへんだったー。裾がまくれる!こんな日は道行コートでがっつり裾をガードするのが良いなと思いました。
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