o blog que escrevo em português é Vida da uma japonesa

2013-10-03

琉球絣のゆくえ

ちょっとさかのぼりましょう。
この春、祖母宅にていただいてきた反物の数々。
その中でも手前にある琉球絣は祖母が祖父からプレゼントされたもので、とても大切だったものだとか。ただ、仕立てる間もなく、祖父が病に倒れたため、介護で着物を着る生活が出来なくなり、そのままになっていました。
私が着物を着るようになって、祖母がこれを譲りたいと常々聞かされていたのですが、しまいこんでるものを出すことも出来ずにそのままになっていたのでした。
春、訪ねた時に、母と私の手を借りて押入れの中から出てきたのがこれらの反物。琉球以外は男物です。
祖母から譲り受けてすぐに仕立てて見せないと!と思って翌日には仕立てに出しました。洗い張り込みで仕立て期間は50日。
その間に帯を探しに行きました。どっちにしたでしょう?答えは最後に!

帯も決めて、あとは仕立てあがるのを待つばかり・・・と思っていた40日目。電話がありまして、「仕立てることができません」

なんですって!今になって!

洗い終わって、おそらく仕立て屋さんのところにいったんでしょうね、単だし、1週間~10日で仕立てることが出来るんでしょうね。さぁ、そろそろ仕立てましょうと広げてみたら寸足らず。てなわけで連絡があったようです。約1m足らないのだとか。
とにかく返してもらって、東北の某和裁士さんへ連絡してみたのですが、反物を送ってから、継ぐ生地を探してくださるとのことで、実際見ることができないので、不安があり、断念。
近所の呉服屋さんにも見積もりしてもらいましたが、やっぱり無理とのこと。
それからあちこちこの反物に合う生地を探して回ることになりました。
京都のやゝさんへ行った時、よく似た反物を発見したのですが、薄すぎて透けてしまうので違う柄がわかってしまうのです。やゝさんのところの和裁士さんにも見積もりしてもらいましたが、やっぱり無理とのことでした。
そんな日が続いて、もうあきらめかけていたとき、祇園祭があり、室町界隈を歩いていたんですよ。で、去年も伺ったお店に今回も行ってみたら、「うちは呉服屋じゃなくて、仕立て屋なんですよ」と言われたことがきっかけで、私の反物を見ていただくことに。。
それが藤工房さん。
見ていただいたら、なんだかわかりませんけどね、あちこち技で布を節約して、さらに身丈を短くすることで、なんとか仕立てていただくことが出来ることになりました!しかも継ぎ足し無し!
最初に比べると少々お高めではありましたが、もう着られないと思っていたので、感動しきりなのでした。
祇園祭から1ヶ月。仕立てあがってきました。
袖を通すと・・・なんて軽いんでしょう!!!
びっくりです。
こんな風になりました。

麻が入ってるのかしゃりしゃりっとした感じが涼しいです。
祖母に見せることが出来て、本当に嬉しかったです。
しかし・・・和室で長時間入ると、しわくちゃになりました。
あ゛~~~
アイロンあてないと。。。。
来年は着友ちゃんとおでかけします。

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